• "算定基準"(/)
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  1. 鳴門市議会 1976-03-01
    03月23日-05号


    取得元: 鳴門市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    昭和51年  3月定例会(第1回)            昭和五十一年 鳴門市議会会議録 (第五号)            昭和五十一年三月二十三日(会期十九日中第十九日目)              議 事 日 程 第 五 号第一 市政に対する一般質問    ────────────────────────────────── 諸般の報告第一 議案第 一 号 昭和五十一年度鳴門市一般会計予算   議案第 二 号 昭和五十一年度鳴門市国民健康保険事業特別会計予算   議案第 三 号 昭和五十一年度鳴門市ユースホステル事業特別会計予算   議案第 四 号 昭和五十一年度鳴門市交通災害共済事業特別会計予算   議案第 五 号 昭和五十一年度鳴門市撫養土地区画整理事業特別会計予算   議案第 六 号 昭和五十一年度鳴門市立岩土地区画整理事業特別会計予算   議案第 七 号 昭和五十一年度鳴門市新東浜土地区画整理事業特別会計予算   議案第 八 号 昭和五十一年度鳴門市弁財天・北浜土地区画整理事業特別会計予算   議案第 九 号 昭和五十一年度鳴門市公設地方卸売市場事業特別会計予算   議案第 十 号 昭和五十一年度鳴門市光熱水費等支出特別会計予算   議案第 十一号 昭和五十一年度鳴門市農業共済事業会計予算   議案第 十二号 昭和五十一年度鳴門市モーターボート競走事業会計予算   議案第 十三号 昭和五十一年度鳴門市病院事業会計予算   議案第 十四号 昭和五十一年度鳴門市水道事業会計予算   議案第 十五号 昭和五十一年度鳴門市運輸事業会計予算   議案第 十六号 徳島県開発事業団事業計画の一部変更に係る協議について   議案第 十七号 鳴門市職員恩給条例等の一部を改正する条例   議案第 十八号 鳴門市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例   議案第 十九号 鳴門市職員の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する条例   議案第 二十号 鳴門市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例   議案第二十一号 鳴門市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例   議案第二十二号 鳴門市消防職員の定員、任免、給与及び服務に関する条例の一部を改正する条例   議案第二十三号 鳴門市消防団設置条例の一部を改正する条例   議案第二十四号 鳴門市補助金交付条例の全部を改正する条例   議案第二十五号 鳴門市手数料条例の一部を改正する条例   議案第二十六号 鳴門市市民会館条例の一部を改正する条例   議案第二十七号 鳴門市督促手数料及び延滞金条例の一部を改正する条例   議案第二十八号 鳴門市税賦課徴収条例の一部を改正する条例   議案第二十九号 鳴門市国民健康保険税条例の一部を改正する条例   議案第 三十号 鳴門市立幼稚園条例の一部を改正する条例   議案第三十一号 鳴門市国民健康保険条例の一部を改正する条例   議案第三十二号 鳴門市立鳴門工業高等学校条例の一部を改正する条例   議案第三十三号 鳴門市総合運動場条例の一部を改正する条例   議案第三十四号 鳴門市民夜間照明施設使用条例の一部を改正する条例   議案第三十五号 鳴門市奨学金支給条例の一部を改正する条例   議案第三十六号 鳴門市母子家庭等福祉奨学補助金支給条例の一部を改正する条例   議案第三十七号 鳴門市学校医、学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償条例の一部を改正する条例   議案第三十八号 鳴門市立保育所条例の一部を改正する条例   議案第三十九号 鳴門市児童館条例の一部を改正する条例   議案第 四十号 鳴門市遺児手当支給条例の一部を改正する条例   議案第四十一号 鳴門市ねたきり老人等に対する医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例   議案第四十二号 鳴門市火葬施設条例の一部を改正する条例   議案第四十三号 廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例   議案第四十四号 鳴門市農業共済条例の一部を改正する条例   議案第四十五号 鳴門市農業用トラクター等使用条例の一部を改正する条例   議案第四十六号 鳴門市営大麻放牧場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例   議案第四十七号 鳴門市営住宅条例の一部を改正する条例   議案第四十八号 鳴門市桟橋条例の一部を改正する条例   議案第四十九号 鳴門市水道条例の一部を改正する条例   議案第 五十号 昭和五十一年度鳴門市農業共済事業事務費賦課について   議案第五十一号 市道路線の認定、変更及び廃止について   議案第 七十号 新たに生じた土地の確認について   議案第七十一号 字の区域の変更について   議案第七十二号 鳴門市育児休業に係る給与等に関する条例   陳情受理番号一号 ビャクシン通称ヒバ)の廃徐について   陳情受理番号二号 高架橋反対陳情書   陳情受理番号三号 岡崎、弁財天公民館集会所変更について   陳情受理番号四号 商工会関係事業に対する補助金の増額方について   請願受理番号五号 市民税・国保税・水道料金幼稚園保育料農機具使用料・し尿くみ取料・印鑑証明等の手数料の大巾値上げ反対について     委員長報告  質疑  討論  表決第二 諮問 第 一 号 人権擁護委員の推薦について    提案理由説明  質疑  討論  表決第三 同意 第 一 号 固定資産評価審査委員会委員の選任について     提案理由説明  質凝  討論  表決第四 意  第 一 号 国民健康保険事業財政健全化についての意見書     提案理由説明  質疑  討論  表決第五 決  第 一 号 昭和五十一年度国家予算早期成立ロッキード事件の究明に関する決議について     提案理由説明  質疑  討論  表決.第六 常任委員会閉会中の継続調査について    ──────────────────────────────────            本日の会議に付した事件 諸般の報告日程第一 議案第一号から議案第五十一号まで     議案第七十号から議案第七十二号まで     陳情受理番号一号から請願受理番号五号まで     委員長報告  質疑  討論  表決日程第二 諮問 第一号 人権擁護委員の推薦について     提案理由説明  質疑  討論  表決日程第三 同意 第一号 固定資産評価審査委員会委員の選任について     堤案理由説明  質疑  討論  表決日程第四 意  第一号 国民健康保険事業財政健全化についての意見書     提案理由説明  質疑  討論  表決日程第五 決  第一号 昭和五十一年度国家予算早期成立ロッキード事件の究明に関する決議について     提案理由説明  質疑  討論  表決日程第六 常任委員会閉会中の継続調査について    ──────────────────────────────────            出  席  議  員(二十八名)    議長  岩  朝  清  義  君      一番  遠  藤  将  弘  君    二番  広  瀬  静  男  君      三番  大  端  茂  雄  君    五番  森     嘉  久  君      六番  姫  田  安  男  君    七番  野  崎  博  文  君      八番  新  居  義  公  君    九番  乾        茂  君      十番  室  津  サ ワ エ  君   十一番  芝  野     彰  君     十二番  下  八     明  君   十三番  平  岡  朔  郎  君     十四番  開  発  外  之  君   十五番  矢  野  善  治  君     十六番  藤  田  義  行  君   十七番  富  田  耕  作  君     十八番  林     辰  雄  君   十九番  奥  田  一  応  君     二十番  細  川  俊  幸  君  二十一番  原  田  一  幸  君    二十二番  松  本     聖  君  二十三番  札  場     清  君    二十四番  石  川  忠  治  君  二十六番  福  本     節  君    二十七番  横  川  春  市  君  二十八番  平  松  章  生  君    二十九番  新  居  徳  松  君    ──────────────────────────────────            欠  席  議  員(二名)    四番  叶  井  長  助  君    二十五番  上  田  準  次  君    ──────────────────────────────────            説明のため出席した者  市長       谷   光 次 君    第一助役     立 石 勝 男 君  第二助役     鍋 島 親 春 君    収入役      満 村 佳 一 君  水道部長     笹 尾 清 隆 君    競艇部長     野 崎 格 一 君  総務課長     桜 井   茂 君    人事課長     西 田 素 康 君  市民課長     三 谷   溢 君    会計課長     日 向   高 君  民生課長     郡   貴代志 君    国保年金課長   田 渕   実 君  衛生センター所長 井 上 広 治 君    同和対策課長   酒 元   光 君  解放センター所長 和 田 英次郎 君    農林水産課長   三 島 利 克 君  土木課長     野 間 繁 満 君    都市計画課長   森 岡 仁 夫 君  建築課長     湊   静 雄 君    耕地課長     森 谷 貞 夫 君  福祉事務所長   仲 須   賢 君    競艇部庶務課長  大 島 安 幸 君  水道部工務課長  中 川   守 君    運輸部管理課長  河 野 忠 久 君  運輸部業務課長  清 水 敏 正 君    消防本部次長   三 矢 茂 春 君  教育委員長    片 岡   賢 君    教育次長     田 渕 公 一 君  庶務課長     歌 川 重 雄 君    監査委事務局長  米 沢 敏 光 君  農委事務局長   板 東   蔀 君    行政係長     多 田 邦 晴 君    ──────────────────────────────────            議会事務局職員出席者  事務局長     辻 見 誠 一 君    次長       豊 田   昇 君  議事係長     黒 谷   需 君    書記       川 上 昭 憲 君  書記       中 井 敦 子 君    書記       上 原 恵 子 君    ──────────────────────────────────     午後 一時 二十分 開議 ○議長(岩朝清義君) ご参集ご苦労でございます。 これより本日の会議を開きます。 日程に入るに先だち諸般の報告を申しあげます。 市長よりお手許へ配布のとおり追加議案の提出通知がありました。また、広瀬静男君外六名より国民健康保険事業財政健全化についての意見書案福本 節君外七名より、昭和五十一年度国家予算早期成立ロッキード事件の究明に関する決議案がそれぞれ提出されておりますので配布いたしております。 諸般の報告は以上の通りであります。 これより本日の日程に入ります。 本日の議事日程は、お手許へ配布の議事日程表のとおりであります。 朗読は省略いたします。    ────────────────────────────────── △日程第一 議案第 一 号 昭和五十一年度鳴門市一般会計予算      議案第 二 号 昭和五十一年度鳴門市国民健康保険事業特別会計予算      議案第 三 号 昭和五十一年度鳴門市ユースホステル事業特別会計予算      議案第 四 号 昭和五十一年度鳴門市交通災害共済事業特別会計予算      議案第 五 号 昭和五十一年度鳴門市撫養土地区画整理事業特別会計予算      議案第 六 号 昭和五十一年度鳴門市立岩土地区画整理事業特別会計予算      議案第 七 号 昭和五十一年度鳴門市新東浜土地区画整理事業特別会計予算      議案第 八 号 昭和五十一年度鳴門市弁財天・北浜土地区画整理事業特別会計予算      議案第 九 号 昭和五十一年度鳴門市公設地方卸売市場事業特別会計予算      議案第 十 号 昭和五十一年度鳴門市光熱水費等支出特別会計予算      議案第 十一号 暗和五十一年度鳴門市農業共済事業会計予算      議案第 十二号 昭和五十一年度鳴門市モーターボート競走事業会計予算      議案第 十三号 昭和五十一年度鳴門市病院事業会計予算      議案第 十四号 昭和五十一年度鳴門市水道事業会計予算      議案第 十五号 昭和五十一年度鳴門市運輸事業会計予算      議案第 十六号 徳島県開発事業団事業計画の一部変更に係る協議について      議案第 十七号 鳴門市職員恩給条例等の一部を改正する条例      議案第 十八号 鳴門市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例      議案第 十九号 鳴門市職員の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する条例      議案第 二十号 鳴門市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例      議案第二十一号 鳴門市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例      議案第二十二号 鳴門市消防職員の定員、任免、給与及び服務に関する条例の一部を改正する条例      議案第二十三号 鳴門市消防団設置条例の一部を改正する条例      議案第二十四号 鳴門市補助金交付条例の全部を改正する条例      議案第二十五号 鳴門市手数料条例の一部を改正する条例      議案第二十六号 鳴門市市民会館条例の一部を改正する条例      議案第二十七号 鳴門市督促手数料及び延滞金条例の一部を改正する条例      議案第二十八号 鳴門市税賦課徴収条例の一部を改正する条例      議案第二十九号 鳴門市国民健康保険税条例の一部を改正する条例      議案第 三十号 鳴門市立幼稚園条例の一部を改正する条例      議案第三十一号 鳴門市国民健康保険条例の一部を改正する条例      議案第三十二号 鳴門市立鳴門工業高等学校条例の一部を改正する条例      議案第三十三号 鳴門市総合運動場条例の一部を改正する条例      議案第三十四号 鳴門市民夜間照明施設使用条例の一部を改正する条例      議案第三十五号 鳴門市奨学金支給条例の一部を改正する条例      議案第三十六号 鳴門市母子家庭等福祉奨学補助金支給条例の一部を改正する条例      議案第三十七号 鳴門市学校医、学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償条例の一部を改正する条例      議案第三十八号 鳴門市立保育所条例の一部を改正する条例      議案第三十九号 鳴門市児童館条例の一部を改正する条例      議案第 四十号 鳴門市遺児手当支給条例の一部を改正する条例      議案第四十一号 鳴門市ねたきり老人等に対する医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例      議案第四十二号 鳴門市火葬施設条例の一部を改正する条例      議案第四十三号 廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例      議案第四十四号 鳴門市農業共済条例の一部を改正する条例      議案第四十五号 鳴門市農業用トラクター等使用条例の一部を改正する条例      議案第四十六号 鳴門市営大麻放牧場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例      議案第四十七号 鳴門市営住宅条例の一部を改正する条例      議案第四十八号 鳴門市桟橋条例の一部を改正する条例      議案第四十九号 鳴門市水道条例の一部を改正する条例      議案第 五十号 昭和五十一年度鳴門市農業共済事業事務費賦課について      議案第五十一号 市道路線の認定、変更及び廃止について      議案第 七十号 新たに生じた土地の確認について      議案第七十一号 字の区域の変更について      議案第七十二号 鳴門市育児休業に係る給与等に関する条例      陳情受理番号一号 ビャクシン通称ヒバ)の廃徐について      陳情受理番号二号 高架橋反対陳情書      陳情受理番号三号 岡崎、弁財天公民館集会所変更について      陳情受理番号四号 商工会関係事業に対する補助金の増額方について      請願受理番号五号 市民税・国保税・水道料金幼稚園保育料農機具使用料・し尿くみ取料・印鑑証明等の手数料の大巾値上げ反対について ○議長(岩朝清義君) 日程第一 議案第一号より議案第五十一号まで及び議案第七十号より議案第七十二号までの五十四議案並びに請願、陳情五件を一括議題とし、前回の議事を継続いたします。 以上の各件について各常任委員長の報告を求めます。 総務委員長。     〔二番 広瀬静男君登壇〕 ◆二番(広瀬静男君) 議長のお許しを得ましたので総務委員会の報告をさしていただきます。 総務委員会に付託されました議案第一号昭和五十一年度鳴門市一般会計予算ほか十六議案及び請願一件の審査結果をご報告いたします。 当委員会に付託されました各議案につきましては、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきであると決定いたしました。また請願・陳情受理番号第五号につきましては、お手許に配布の審査結果報告書のとおりでありますのでご了承賜りたいと存じます。 以下審査の概要と要望書項についてご報告いたします。 まず議案第一号昭和五十一年度鳴門市一般会計予算でありますが、歳入におきましては、総額百六億七千三百二十一万五千円、前年度と比較して十三・七パーセントの増となっておりますが、今国会において改正が予定されております地方税法の改正にあわせ市民税の均等割の是正による額、また長年据置いておりました各種手数料、使用料の改定による額を見込んでおりますが、最近の諸情勢を総合的に勘案し、諸施策の充実と、受益者負担の原則、又市財政の現況、近隣市町村との均衡等諸条件を十分勘案して検討いたしました結果、一部反対意見がありましたので、採決いたしました結果いずれも原案を了とした次第でございます。 なお、財産収入の内、国、県に対する土地建物の貸付につきましては適正な価格により徴収するよう格段の努力を要望しておきました。また、住宅使用料滞納繰越分徴収歩合が十パーセント見込まれておりますが、あまりにも見積もりが低すぎ、住宅使用料という性質上、他に悪影響を及ぼすおそれも十分ありますので、見積もり以上の大幅な歳入を目指すよう特に要望を付しておきました。 次に歳出でありますが、議会費では所要額一億三千五百四十一万五千円、総務管理費では一般管理費人事管理費財政管理費等に十億四千百二十八万五千円を、また徴税費では一億五千四百六十四万四千円、戸籍住民基本台帳費では四千五百四十四万円、選挙費では今年予定されております衆議院議員選拳費等に二千六百四十一万四千円を計上いたしており、また消防費では、所要額二億六千三百七十三万三千円、公債費として三億七千七百三十六万四千円、予備費として二千万円を計上いたしておりますが、いずれも妥当なものと考え原案を了といたしました。なお、消防署に配属されております消防用船舶第三あおばにつきましては、緊急時に即応できる体制の整備を図るよう理事者に対し要望しておきました。 次に議案第十号昭和五十一年度鳴門市光熱水費等支出特別会計予算でありますが、ご承知のように本会計につきましては、運輸事業会計を除く各会計からの振替収入をもって、一括して光熱水費等を支払うものでありますので、前年度と比較し二千九百五十四万円増加いたしておりますが、本会計設置の目的であります事務の合理化、経費の節減の実効があがるよう、十分留意して執行するよう要望を付し、原案を了といたしました。 次に議案第十六号徳島県開発事業団事業計画の一部変更に係る協議についてでありますが、本市の負担につきましては他の三市と同額の五万円でありやむを得ないものと考え原案を了といたしました。 次に議案第十七号鳴門市職員恩給条例等の一部改正でありますが、本件につきましては、国の恩給法の改正に基づく改正でありますので原案を了といたしました。 次に議案第十八号鳴門市職員等の旅費に関する条例の一部改正でありますが改正の内容は随行時における規定の整備でありますので原案を了といたしました。 次に議案第十九号鳴門市職員の退職手当の特例に関する条例の一部改正でありますが、従来より行っております退職手当の特例措置の期限の延長であり、職員の新陳代謝を図る目的のものでありますので、原案を了といたしました。 次に議案第二十号鳴門市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例及び議案第二十一号鳴門市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例につきましては、選挙関係の手当、報酬の引上げと昨年完成した勤労青少年ホーム運営委員会委員の報酬を定めるものであり、原案を了といたしました。 次に議案第二十二号鳴門市消防職員の定員、任免、給与及び服務に関する条例の一部改正及び議案第二十三号鳴門市消防団設置条例の一部改正でありますが、消防職員の職務員数の改正と、消防分団統合に伴う定数の改正でありますので原案を了といたしました。 次に鳴門市補助金交付条例の全部を改正する条例でありますが、補助金の多様化により現行条例では実情とあわない点がありますので補助金交付申請時期の改正、関係帳簿の整備、保存の義務づけ等、全面的に整備するものであり、適切妥当なものであると認め原案を了といたしました。 次に議案第二十五号鳴門市手数料条例の一部改正より議案第二十九号鳴門市国民健康保険税条例の一部改正までの五議案についてでありますが、これらの議案につきましては、各種手数料及び使用料並びに税の改正がその主な内容でありますが、前段にも申しあげましたように慎重に検討いたしました結果、本件についても反対意見がありましたので採決の結果、いずれも原案賛成と決定いたしました。今後市民各位の理解を得るために市の広報を通じて、またあらゆる機会を利用して趣旨の徹底をはかることを強く要望した次第であります。また国保税につきましては、財源充実のため制度の改善を更に強力に国、県等関係機関に要請するよう強く要望いたしておきました。 次に議案第七十二号鳴門市育児休業に係る給与等に関する条例でありますが、義務教育諸学校等の女子教育職員及び医療施設社会福祉施設等の看護婦、保母等の育児休業に関する法律に基づく育児休業の許可を受けた職員の給与等の取扱いについて準則に基づいて必要な事項を定めるものでありますので、原案を了といたしました。 以上が総務委員会の審査結果であります。よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(岩朝清義君) 教育民生委員長ご登壇願います。     〔十一番 芝野 彰君登壇〕 ◆十一番(芝野彰君) 議長の許可を得ましたので教育民生委員会の報告を申しあげます。 第一回定例会におきまして当委員会に付託なりました議案並びに陳情の審査結果をご報告いたします。付託されました各議案の審査結果は、いずれも適切妥当と認め原案のとおり可決すべきであると決しました。なお、陳情についてはお手許へ配布の陳情審査報告書のとおり決定いたしました。 以下審査の概要と要望事項についてご報告いたします。 まず議案第一号昭和五十一年度鳴門市一般会計予算歳出中、民生費では国保会計へ一億円の繰出金、福祉会館建設事業費二億円、同和対策事業では、同和対第団体補助二千九十五万円、墓地整備費一千九百十万三千円、また保育所関係費で矢倉保育所増設費補助金一千六百万円、林崎保育所定員増に伴う増築事業費一千四百五十万円等が計上されておりますが、いずれも市民の社会福祉、健康保持、環境改善から、適切妥当なものと認め原案を了といたしましたが、老人無料バス関係について、市バスの通っていない路線の地域老人に対して徳島バス等の無料化実施を検討され不平等が生じないよう要望いたしました。 つづいて衛生費でありますが、板東病院への出資金二千五百万円、繰り出金一千五百万円、水道事業会計への繰り出金一億円、昨年に続き全国社会保険協会連合会への運営資金としての貸付金五千五百万円、健康保険鳴門病院放射線部整備費補助金一億七百八十万円のうち本年度において三千五百九十三万四千円が主なものでありますが、いずれも市民の健康に寄与されるものと確信し、原案を了といたしましたが、母子栄養食品支給事業において県の通達により対象範囲が狭まりますので、その救済制度を設けるよう、また昨年の十二月二十日付の健康保険鳴門病院放射線部整備費補助金交付についての要望事項に対して、理事者より連絡協議会を発足し二月に初会合をし、医療体制の確立についても検討中との報告がありましたが、一日も早く医療体制が確立できるよう再要望をしておきました。 次に教育費では幼・小・中・高の園校舎建設費として約九億六千万円が主なものであります。視聴覚教室及びLL教室等の教育機器の利用に伴い先生生徒間において従来の・指導方針に加えて機器導入の成果を十分取り入れてゆく指導体制について配慮するよう、また体育施設整備事業として鳴門市総合運動場の夜間照明施設費が計上されておりますが、ナイター使用時期を考慮し、早急に利用できるよう要望しました。 本年十月に全国大学陸上競技選手権大会が開催されますが、その選手の中にオリンピック選手も含まれており、その一流選手の競技を目で見ることは、スポーツ振興に大きく寄与されますが、スポーツ振興補助金の約半分を誘致補助金として計上しておりますので市内スポーツ振興補助に支障をきたさないよう、また入場料につきましても児童生徒の無料化実施を要望して原案を了といたしました。 議案第二号昭和五十一年度鳴門市国民健康保険事業特別会計予算でありますが、歳出において医療費の負担が増高し、また高額医療負担制度等により、療養給付の増が予想されますので国保税率の改正により増収を図ると共に不足分については一般会計からの繰入金一億円により運営するものでやむを得ない措置と認め原案を了といたしましたが、理事者においては国県に対して財政援助について積極的に働きかけ国保財政の健全化に努めるよう強く要望しておきました。 次に議案第四号昭和五十一年度鳴門市交通災害共済事業特別会計予算でありますが、歳入歳出とも九百十五万円であり加入者は一万五千五百人を予定しており、発足以来、毎年加入率の低下をたどっているので四十八年度当時の二十五パーセントに目標をおき市民に対してのPRはもちろんのこと、市職員においても加入していない職員を調査し、まず一番身近かなところから実施し加入率アップに努力すると共に、また見舞金の増額について検討するよう要望を付して原案を了といたしました。 次に議案第十三号昭和五十一年度鳴門市病院事業会計予算でありますが、医業収益において入院患者数を一日平均十八人にし、外来患者においてもー日平均九十人に予定したもので、診療件数の増加を図るものであり、収入額一億二千三百六十六万円、支出額一億二千三百四十六万円で差引き二十万円の当年度純利益を生ずる予定となっております。また、資本的支出では五十年度において病棟の改築に続き当年度において診療棟改築五千六百五十万円、機械器具購入費一千二百七十万円を一般会計よりの出資金と、企業債で見込み治療施設の整備、充実を図り地域住民の健康管理に努めることからやむを得ないものと認め原案を了といたしました。 次に議案第三十号鳴門市立幼稚園条例の一部を改正する条例、議案第三十二号鳴門市立鳴門工業高等学校条例の一部を改正する条例、議案第三十三号鳴門市総合運動場条例の一部を改正する条例、議案第三十四号鳴門市民夜間照明施設使用条例の一部を改正する条例、議案第四十二号鳴門市火葬施設条例の一部を改正する条例、議案第四十三号廃棄物の処理及び清掃に関する条列の一部を改正する条例、以上六議案とも料金改正の条例でありますが、市の財政も非常に窮屈となり経費もかなりかかるとのことで受益者負担の原則から値上げに踏み切ったものであり一部反対意見がありましたので採決の結果原案に賛成いたしました。なお、料金改正について一部に資料不備の点がありましたので、今後このようなことがないよう強く要望しておきました。 また、鳴門市総合運動場、市民夜間照明施設使用料の値上げだけでなく、昨今のスポーツの上昇、スポーツ参加者の増大から考え備品等の充実、また市民が楽しく運動ができるよう十分配慮するよう要望を付しておきました。 次に議案第三十一号鳴門市国民健康保険条例の一部を改正する条例でありますが、保険給付の助産費の額を二万円から四万円に引き上げる改正と高額療養費関係の条文削除するもので、異議なく原案を了といたしました。 次に議案第三十五号鳴門市奨学金支給条例の一部を改正する条例、議案第三十六号鳴門市母子家庭等福祉奨学補助金支給条例の一部を改正する条例でありますが、学力優秀であり、経済的理由により、高等学校への進学が困難な生徒に対し奨学金を支給するものであり授業料の改正に伴い「一人月額三千円』に改正するもので異議なく原案を了といたしました。 次に議案第三十七号鳴門市学校医、学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償条例の一部を改正する条例でありますが政令の改正によるものであり異議なく原案を了といたしました。 次に議案第三十八号鳴門市立保育所条例の一部を改正する条例でありますが、林崎保育所で四十増の定員百五十人に、また板東保育所で十人増の定員八十人に改正するもので、保育児童の救済措置として原案を了といたしましたが、五十一年度においても百九人の定員オーバー実質的に五十六人がオーバーとなるので、今後の対策として、私立保育所に対する補助率のアップ等を検討され、一日も早く公私立保育所の新設増設がはかられるよう強く要望を付しておきました。 次に議案第三十九号鳴門市児童館条例の一部を改正する条例でありますが、従来の木津・撫養・林崎児童館に新しくできました南浜児童館を条例に加えるもので異議なく原案を了といたしました。 次に議案第四十号 鳴門市遺児手当支給条例の一部を改正する条例でありますが、手当の支給要件で前年の所得額が『百二十万円をこえるとき』を、『二百四十万円をこえるとき。』に改正するもので該当者の緩和策であり異議なく原案を了といたしました。 最後に議案第四十一号鳴門市ねたきり老人等に対する医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例でありますが、従来に比べ一級該当者の障害を有する者と対象範囲を広げたものでありますが、一級該当者のみでなく今後さらに対象範囲の拡大に努めるよう要望して原案を了といたしました。 以上が当委員会審査報告であります。 よろしくご賛同賜りますようお願いいたします。 ○議長(岩朝清義君) 続いて産業建設委員長ご登壇願います。     〔二十番 細川俊幸君登壇〕 ◆二十番(細川俊幸君) 委員長にかわりまして、委員長報告をいたします。 産業建設委員会に付託されました議案第一号昭和五十一年度鳴門市一般会計予算、外議案十六件と陳情三件の審査結果をご報告いたします。 付託されました議案十七件につきましては、いずれも原案どおり可決すべきであると決定ぃたしました。 陳情書につきましては、お手許へ配布の審査結果報告書のとおり決定した次第であります。 以下各議案についての要望事項をご報告いたします。 まず議案第一号昭和五十一年度鳴門市一般会計予算のうち、当委員会の所管に属するもののうち、第六款農林水産業費関係の要望事項でありますが、第一点として、農振法の一部改正により、農用地利用増進事業が今年度から開始されるわけでありますが、今年が初年度であることから、事業内容等につき、万全の措置をもって農業関係団体及び対象農業従事者へ周知徹底を図ること。 第二点として、農業振興事業の各種団体補助金交付に当たっては、効果的な運用を図り、これが有意義に利用されるよう指導を行うこと。 第三点として、最近における農政事情から農作物栽培等についての適時適切な情報は農業従事者が常時待ち望むものであり、農業センターでは、これらの期待に応え、センターのもつ使命を最大限に発揮されること。 第四点として、樋門の管理賃金については現在の実状に即した賃金を算定し増額を検討すること。 第五点として、治山林道の整備事業が大小にとらわれず、きめ細かな林道の整備事業を行うこと。 以上五点について要望した次第であります。 第七款、商工費関係の要望事項といたしましては、市内商工業者の振興を図るため、金融対策費が昨年より増額計上され、制度融資による枠の拡大を図るなど、積極性はうかがえるものの、この制度の利用は、年を追うごとに高まっているため、現在における経済状勢等の、実態をふまえ、さらに預託金の額を引き上げられるとともに、新規開業資金の貸付制度の新設を検討するよう要望いたしました。 また観光関係では、鳴門公園管理費が県と市、二分の一づつの負担割り合いとなっておりますが、同公園は、鳴門市の行政区域内にあるものの、これが国立公園であるがため、当然、県の責任において負担されるべき性質のものでありますので、今後は、管理費の全額について県が負担されるよう働きかけを行うとともに、同公園内のレストハウスの利用方法についても、観光客の足止め策となるような有効的利用方法を検討されるよう要望を付した次第であります。 次に第八款、土木費の要望事項でありますが、第一点目として鳴門市内で実施される土木関係の県営事業に対する鳴門市の地元負担金は現在の財政ひっ迫した現状からして今後県と折衝する中で解消の方向へ働きかけること。 第二点目として、道路橋りょうの維持管理については、それぞれの箇所について関係する課の所在を、明確にしておくとともに、街路灯を含めて保守点検に万全を期すこと。 第三点目として、排水対策にともなう河川の改良整備について、実状に即した適切な事業の整備計画をたて、着手すること。 第四点目として、前段、農林水産業関係で要望したように、排水場及び樋門の管理人賃金を他の賃金等と対比し、実状に見合う増額をすること。 第五点目として、これら土木費全般については、市民の生活に密接するものが多いため、予算執行については、年度当初から積極的に実施することの要望を付した次第であります。 次に議案第三号昭和五十一年度鳴門市ユースホステル事業特別会計予算についてであります。 歳入においては、年間利用者数が、前年度に比べおち込み、収入減の見込みで予算計上しているものでありますが、現在の全国的な旅行者の動態からしてやむをえないものと認め、歳入歳出とも原案に賛成でありますが、今後は、さらに一層の経営合理化につとめ、企業運営との認識にたって努力されるよう要望を付した次第であります。 つぎに議案第五・六・七・八号の撫養、立岩、新東浜、弁財天・北浜土地区画整理事業特別会計予算については原案を了としたものでありますが、市道南浜-黒崎線の建設促進について、早期実現を図るとともに、これに関連した地域の排水対策事業についても遺憾のないよう十分配慮されることを要望した次第であります。 次に議案第九号昭和五十一年度鳴門市公設地方卸売市場事業特別会計予算でありますが、今後ともなお一層の安定した生鮮食料品の供給を図り、市民の負託に十分応えられるよう要望を付し原案に賛成いたしました。 次に議案第十一号昭和五十一年度鳴門市農業共済事業会計予算につきましては、原案賛成であります。 次に、議案第四十四号鳴門市農業共済条例の一部を改正する条例、議案第四十五号鳴門市農業用トラクター等使用条例の一部を改正する条例、議案第四十六号鳴門市営大麻放牧場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議案第四十七号鳴門市営住宅条例の一部を改正する条例、議案第四十八号鳴門市桟橋条例の一部を改正する条例、議案第五十号昭和五十一年度鳴門市農業共済事業事務費賦課について、以上の六議案につきましては、使用料等を引き上げようとする条例改正案が、その主なものでありますが、これら六議案につきましては、引き上げ幅あるいは受益者の負担割合い、事業内容等につき、審査の結果、健全な事業を進めていく上で、現段階では、妥当なものであるとし、いずれも原案を了といたしました。 なお議案第四十八号鳴門市桟橋条例の一部改正条例につきましては、同桟橋が県の所管する港湾区域の範囲内にあるがため、早い機会に施設を県へ移管するよう要望を付した次第であります。 次に、議案第五十一号市道路線の認定、変更及び廃止について、議案第七十号新たに生じた土地の確認について、議案第七十一号字の区域の変更については、異議なく原案を了といたしました。 以上が、当委員会の審査結果であります。よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(岩朝清義君) 企業委員長のご登壇を願います。     〔二十三番 札場 清君登壇〕 ◆二十三番(札場清君) 議長のご指名により企業委員会の審査結果をご報告いたします。 企業委員会に付託されました議案第十二号昭和五十一年度鳴門市モーターボート競走事業会計予算外三議案及び請願一件の審査結果をご報告いたします。 当委員会は、去る三月十五日、十六日の両日にわたり、委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。なお、請願受理番号五号については、お手許に配布の請願審査結果報告書のとおりであります。 以下、審査の過程において議論され、理事者に要望いたしました事項について、その概要を申し上げます。 まず議案第十二号昭和五十一年度鳴門市モーターボート競走事業会計予算でありますが、一日平均売り上げ二億五百万円で、一般会計への繰出金三十三億円が計上されておりますが、この予算は現在実績の九十パーセントの予算額であり、確実な収入と見込まれますので、了としたのであります。 支出につきましては、経常経費の節減について広告宣伝費、新聞広告費、委託料等さらに効果の十分上るよう格段の努力を要望いたしておきました。また、人件費の節減については臨時従事員の高齢者について、四月一日より高齢者に対する退職のためのレールを敷くため、労使が話し合いを実施しているとのことであります。 次に資本的支出におきましては、建設改善費として、三億四千五百三十六万七千円が計上されておりますが、競走事業運営のための施設改善と、ファンサービスのための施設改善費で最小限度額であるとのことであります。 以上が、議論の中心でありましたが、要望事項としてファン輸送用バス借上料について、市バスの可能な限度において、市バスの利用を考えること、また環境整備費、地元対策費については、交通混雑解消のため国道十一号線バイパスを早急に完成するよう強く要望を付して原案を了といたしました。 次に議案第十四号昭和五十一年度鳴門市水道事業会計並びに議案第四十九号鳴門市水道条例の一部を改正する条例でありますが、この予算中に約七千万円の料金改定分が含まれておりますので、両議案を一括でご報告申し上げます。 まず予算でありますが、第九期拡張事業が、五十二年度で終わる予定となっておりますが、総事業費約三十八億円、この内、企業債が三十四億五千六百万円となっております。五十一年度予算では、この企業債の利子償還金が約三億一千万円にもなっていますが、理事者の説明によると、一般会計、ボート会計より毎年三億五千万円の補助金を受けるとのことでありまして、先行投資による分については、企業会計を援助しているが、収益的収支については、ある程度の受益者負担をお願いしたいとのことであり、両議案を了としたのでありますが、なお詳細に申し上げますと、水道料金の改定は、四十四年以来、七年間すえおかれてきたことであり、この間の人件費、物件費の上昇が大きかったこと、また給水普及率も九十九パーセントになったこと、水道を使用しなくても検針による経費が必要であること、水道料金値上げの時期として使用料の多い夏場を除く配慮がされていること等から値上げを認めたのでありますが、要望として経営合理化に努めるとともに、この水道料金の値上げについて市民にPRを十分にするよう強く要望を付しておきました。 最後に議案第十五号昭和五十一年度鳴門市運輸事業会計予算でありますが、この予算の大半は人件費でありまして、今まで言われてきました企業努力、いわゆる自主再建について理事者の見解を正したのでありますが、まず第一点として基準勤務時間の改正と超過時間の適正化について労使間の交渉の中で現在に適合した仕業内容とする労働協約を四月一日より実施するとのことであります。このことによって年間約七千時間の超過勤務時間が削減されるとのことであります。第二点として、ワンマンバスの運行について、道路事情が許すかぎり導入していくこと、第三点として、バス修理の委託また、これ等による職員の削減、以上の主を三点が示されたのであります。 また、予算中、鳴門駅前に三千二百万円の営業所新設工事費がありますが、これは前の魚市場跡地利用と併せて、競艇開催日の送迎バスを定期路線バスのダイヤと組み合わせて効率的に運行を行うとのことであり、現時点では自主再建にあった予算とみとめ、原案を了としたのでありますが、競艇場送迎バスについて、ボートファンに合った適正な運行を行うこと、また競艇ファン友の会の貸切バスについても、鳴門旅行舎による貸切料金の売上向上に努力されるよう要望を付しておきました。 以上が、当委員会に付託されました議案の審査結果報告でございます。よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(岩朝清義君) 以上で各常任委員長の報告を終わります。 これより質疑に入ります。ただ今のところ質疑の通告はありません。 質疑ありませんか。     〔「質疑なし」と呼ぶものあり〕 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 通告がありますので順次発言を許可いたします。 八番新居義公君。     〔八番 新居義公君登壇〕 ◆八番(新居義公君) 私は議案第二号、第二十九号両議案に対し反対をいたします。 続きまして、議案第十四号議案第四十九号、この両議案に対しても、反対の意志を表明するものであります。 まず第二号、二十九号の国民健康保険の件でございますが、この点につきまして、市長は、十二月の定例議会で国保税の見直しをやらなくてはいけない。このように言っておりますが、見直しとは一般財源を一億円の繰り入れと、さらに五十パーセントの税の値上げをする以外に見直しはないのであろうか。私はこれにつきまして、いささか理解ができがたいのであります。確かに、鳴門市におきましては、他市には見られないような大幅の繰り入れがございまして、これはいささか限界を越えた無理な繰り入れが行われておると私は解釈するわけでございます。確かに加入者にとりましては、恩恵のある繰り入れでございましょう、しかし、この値上げと大幅な繰り入れを行いましても、来年度はまたまた大幅の赤字に追いかけられる結果となりましょう。見直しということは、私はひずみを是正して、負担の公平を期することだと考えるものでございます。この問題は、全国的にも大きな問題でございまして、全国市長会におきましても、また議長会におきましても、全員一致で決議をして、ひずみ是正を強力に国に要請していることは、もうすでに周知の事実のことでございます。国民の総意の声を取り上げない国に大きな責任があると言いたいのであります。各種医療の無料化の名のもとに旧来よりの生活保護に基づく医療保護の件数は大幅に減少をみております。 国は無料化の名のもとに、かつては国の保護関係が反対に地方自治体の大幅負担と保険者負担という形で移行しております。それが今後ますます大となってくることは明らかでございます。鳴門市におきましても国保会計の中を見ましても、その点が顕著であります。あえて、この場で具体的な数字はあげることは控えたいと思いますが、そのような観点よりなんとか値上げで当面のことを処することでなくして、国に対して、とおり一ぺんの要請ではなくして、増税を一時すえ置いてでも理事者も議会も横との連係を密にとり、全国的なスクラムでひずみ是正を強力に要請させることを提起いたしまして、今回の増税には反対するものでございます。続きまして、十四号、四十九号、この点、水道料金関係でございますが、まず第一点といたしまして、鳴門市は水道料金徴収の算定基準を従量制単一料金に四十四年に改定いたしました、その当時、私はこの席で従量制単一料金についてこれは不公平でなかろうかという点を指摘して反対したのであります。ところが今回は、全面的に旧料金体形への逆手直しとも言える四段階を設けました逓増制体形、即ち、三キロの基本料金を取り生活用水は安く、大量は高く負担の公平を期す、このように言っておるわけでございますが、これを基礎にいたしまして、料金改定を行おうとしているわけでございます。なんでも立案したものは、公平であるとは、これは理解できないのであります。それが第一点でございます。 次いで第二点といたしまして、将来の展望、即ち、健全な運営の見通しの上に立っての改正ではない、他会計よりの繰り入れ金に大きく期待する。当面逃げの市政の中の値上げの改正である。これには、いささか問題ございます。 第三点、鳴門市都市計画による水道管布設大型の投資がございます。これは当然、都市計画事業費の中で精算すべき性格のものと心得るわけであります。除外した点に問題がある。これは将来に緒をひく問題と思うわけです。 第四点、昨年十二月の定例会に市長の発言がありまして、本来の水道事業以外の観光事業面でも、かなり手伝いをやっている、このような発言がございました。それを裏がきいたしますように、水道事業も多角的になってきますと、独立採算制の企業の性格づけにも問題がでてまいっております。そこで事業の内容によりましては、国や県よりの補助金制も当然考えられるべきであります。この点は、国、県に強力に要請すべきだと心得るものです。以上の諸点より考えました時に、料金改定は十月改正となることであるわけです。そこで一挙に今議会で決定させるようなことをやめて、時間をかけて、もう一度洗い直して再検討すべきである。そこで、このまま押し切ろうとすることについては、私は反対の意を表明するものであります。 ○議長(岩朝清義君) 二十四番 石川忠治君。     〔二十四番 石川忠治君登壇〕 ◆二十四番(石川忠治君) 私は、各常任委員長の報告のとおり賛成をするものでございます。 わが鳴門市は競艇事業に負うところが大きいのでありますが、税をはじめとして、水道料金等の条例の改正等が含まれております。これは、他の市町村とも均衡をはかり、その上において、他の市町村以上に各種事業を行うことが、わが鳴門市の得策であると思うわけでございます。 水道事業の九十八パーセントの普及率並びに国保事業に一般会計より一億円の繰り入れを考えます時に、これらの値上げ条例案を含めた各会計予算は、各委員長報告の通り認めざるを得ないわけであります。私は全面的に賛意を表するものであります。以上であります。 ○議長(岩朝清義君) 二十二番松本 聖君。     〔二十二番 松本 聖君登壇〕 ◆二十二番(松本聖君) 私は、次にあげます各議案に反対するものであります。まず第一号昭和五十一年度鳴門市一般会計予算、第二号昭和五十一年度鳴門市国民健康保険事業特別会計予算、第十一号昭和五十一年度鳴門市農業共済事業会計予算、第十二号昭和五十一年度鳴門市モーターボート競走事業会計予算、第十四号昭和五十一年度鳴門市水道事業会計予算、以上の予算関係の五議案並びに議案第二十五号鳴門市手数料条例の一部を改正する条例、第二十六号鳴門市市民会館条例の一部を改正する条例、第二十八号鳴門市税賦課徴収条例の一部を改正する条例、第二十九号鳴門市国民健康保険税条例の一部を改正する条例、第三十号鳴門市立幼稚園条例の一部を改正する条例、第三十二号鳴門市立鳴門工業高等学校条例の一部を改正する条例、第三十三号鳴門市総合運動場条例の一部を改正する条例、第三十四号鳴門市民夜間照明施設使用条例の一部を改正する条例、第四十二号鳴門市火葬施設条例の一部を改正する条例、第四十三号廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例、第四十五号鳴門市農業用トラクター等使用条例の一部を改正する条例、第四十六号鳴門市営大麻放牧場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、第四十九号鳴門市水道条例の一部を改正する条例、第五十号昭和五十一年度鳴門市農業共済事業事務費賦課について、以上の十四の条例改正案に反対するものであります。それと、請願受理番号五号に関する委員長報告に反対するものでございます。 以上につきましての、反対の理由を簡単に申し上げて議員各位の同調を求める次第でございます。予算と条例改正案は、密接不可分の関係にありますので、一括してその理由を申しあげます。昭和五十一年度鳴門市一般会計予算についてでありますが、この予算の中には、市民が切実に要求しているたくさんの案件が予算化され、その点につきましては、当然私も賛成できる点が多々あるわけでございます。 例えば、学校建設関係の予算、土木や農業水産関係の中には当然支持できる点が多々あるわけでございます。しかし今議会に上程されております市税及び使用料、手数料の改正条例に基づき、それに合わせた歳入予算が含まれております。また歳出予算につきましても、不適当不要と思われる予算が含まれております。予算を分割して採決ができないという関係上、やむをえず反対するわけでございますが、私は市民の立場にたって考えてみます時に、インフレと不況の中で市民生活はますます苦しくなってきていると、そう見るのが、現在の正しい市民生活の実態でなかろうかと考えるわけでございます。そういうような認識にたちますゆえに市民に今以上負担をかけることは、市民生活を破壊に導いていくと、そういうふうに言わざるを得ないわけでございます。また、特に使用料、手数料等は本来的には地方公共団体の市民への当然のサービスの提供であると、そういうふうに、私は考えます。自民党政府の方針に基づき、これらの値上げ、いっせい値上げを当然のごとくに行い、なおかつ、そのことを地方自治の原点にかえることであるかのように、市長は議案の提案理由説明の中でしておりますけれども、そのようなことに私は同調することができないわけでございます。 次に、財源確保の観点からみましても、手数料、使用料等の値上げは行わなくとも、現在の鳴門市では、けっこうやっていけると、私は判断するわけでございます。一例をあげれば、モーターボート事業会計よりの繰り入れの増額は可能であり、歳出面では、開発公社に対する貸し付け金等は開発公社の運営の改善により縮小が可能であると思います。また、私は昨年もそのことを指摘してまいりましたが、同和行政の中で団体補助金が二千万円を上回る金額が組まれております。これらも減額すべきであると、そういうふうに考えます。 その他、冗費の削減を行うならば手数料・使用料等の引き上げは行わなくてもやっていけます。地方財政の危機の克服という点からいうならば、それは国の税制の抜本的改正で憲法や地方自治法で明記されている地方自治の本旨にそえる財政的裏付けを当然求めるべきであります。地方交付税率の大幅引き上げ、超過負担の解消等が必要でございます。以上のような理由によりまして、一般会計及びそれに関連する条例の改正に反対するものでございます。 次に国保会計と、それに関連する条例の改正についてでありますが、これは先程新居義公議員が、その反対の理由で述べられておりました点と重複いたしますので省略いたしますが、一般会計に関する私の考え方と類似点がたくさんございますので、その点は省略いたします。 次に農業共済の予算と条例改正でありますが、これも農家負担の増額をしているものであり、米作農家の実態や、畜産農家の経営の実態を考えるならば、反対せざるを得ないわけであります。 次にモーターボート競走事業会計予算でありますが、特に反対しなければならない理由は、昨年に引き続き本年もBG財団への寄付が計上されております。あの忌まわしい第二次世界大戦の推進者の一人としてA級戦争犯罪人であった人物が青少年の健全育成等と言ってやっていますが、最もふさわしくない取り合わせであると考えるわけであります。 このような寄付は必要なしと私は考えます。その他、小さい点をあげればいろいろありますが省略いたします。 次に水道事業会計予算と、それに関連する条例改正についてでありますが、これも先刻公明党の新居義公議員から、その反対理由を述べられましたが、私も大同小異でございますので、この点についての反対理由は省略いたしたいと思います。最後に請願受理番号五号、市民税・国保税・水道料金幼稚園保育料農機具使用料・し尿くみ取料・印鑑証明等の手数料の大幅値上げに反対する委員長報告は不採択というような報告でございますが私は先程来、予算案条例の反対に関する私の意見を申しあげましたが、以上のような関連の立場で市民生活を守る、値上げをしないで市民の生活を守って欲しいという当然の市民の要求に議会は応えるべきであるというふうに考えるものでございます。以上のような観点で、私は予算条例にただ今申しあげたような点の予算条例に反対いたすものでございます。皆様のご理解を賜りたいと思います。 ○議長(岩朝清義君) 小休します。     午後 二時二十五分 休憩     午後 二時二十六分 開議 ○議長(岩朝清義君) 再開いたします。五番森 嘉久君。     〔五番 森 嘉久君登壇〕 ◆五番(森嘉久君) ただ今二十二番議員から、反対の意見を述べられましたが、各常任委員会におきましては、市財政の現況、近隣市町村との均衡、その他諸般の状勢を勘案いたしまして、慎重に審査されました結果であり私は各常任委員長の報告に賛成するものであります。どうか、よろしく議員各位のご賛同賜りますようお願いいたします。
    ○議長(岩朝清義君) 以上で通告による討論を終わります。ほかに討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶものあり〕 これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 まず議案第一号、議案第二十五号、議案第二十六号、議案第二十八号、議案第三十号、議案第三十二号、議案第三十三号、議案第三十四号、議案第四十二号、議案第四十三号、議案第四十五号、議案第四十六号の十二議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数であります。よって本案はいずれも原案のとおり可決されました。 つぎに、議案第二号、議案第二十九号を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数であります。よって本案はいずれも原案のとおり可決されました。 つぎに、議案第十一号、議案第五十号を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数であります。よって本案はいずれも原案のとおり可決されました。 つぎに、議案第十ニ号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 つぎに、議案第十四号、議案第四十九号を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数であります。 よって本案はいずれも原案のとおり可決されました。 小休いたします。     午後 二時 三十分 休憩     午後 二時三十一分 開議 ○議長(岩朝清義君) 再開いたします。 つぎに、議案第三号より、議案第十号まで、議案第十三号、議案第十五号より議案第二十四号まで、議案第二十七号、議案第三十一号、議案第三十五号より議案第四十一号まで、議案第四十四号、議案第四十七号、議案第四十八号、議案第五十一号、議案第七十号より議案第七十二号までの三十五議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。 本案は、いずれも委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 こ異議なしと認めます。よって本案はいずれも原案のとおり可決されました。 つぎに、請願受理番号五号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数であります。 よって本件は不採択と決しました。 つぎに、陳情受理番号一号より四号までの四件を一括採決いたします。 本件は、いずれも委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 こ異議なしと認めます。 よって陳情四件は、いずれも委員長報告のとおり決定いたしました。〔参照〕     請願審査結果報告書 本委員会に付託の請願を審査の結果、次のとおり決定しましたから会議規則第百三十九条の規定によれ報告します。 昭和五十一年三月二十三日            総務委員長 広 瀬 静 男鳴門市議会議長 岩 朝 清 義 殿┌─┬────┬─────────────┬─────────────┬─────┬──────────┐│区│受理番号│件名要旨         │提出者          │審査結果 │意見        ││分│    │             │住所氏名         │     │          │├─┼────┼─────────────┼─────────────┼─────┼──────────┤│請│5の1 │市民税・国保税・水道料金・│鳴門市撫養町南浜字浜田九 │不採択  │願意に副いがたい  ││願│    │幼稚園保育料農機具使用料│全日本自由労働組合    │     │          ││ │    │・し尿くみ取料・印鑑証明等│鳴門分会 室   一 雄 │     │          ││ │    │の手数料の大幅値上げ反対に│       外四九八名 │     │          ││ │    │ついて(水道料金を除く) │             │     │          │└─┴────┴─────────────┴─────────────┴─────┴──────────┘〔参照〕     陳情審査結果報告書 本委員会に付託の陳情を審査の結果、次のとおり決定しましたから会議規則第百三十九条の規定により報告します。 昭和五十一年三月二十三日            教育民生委員長 芝 野   彰鳴門市議会議長 岩 朝 清 義 殿┌─┬────┬─────────────┬─────────────┬─────┬──────────┐│区│受理番号│件名要旨         │提出者          │審査結果 │意見        ││分│    │             │住所氏名         │     │          │├─┼────┼─────────────┼─────────────┼─────┼──────────┤│陳│3   │岡崎、弁財天公民館の集会所│岡崎、弁財天公民館運営審議│採択   │願意に副うこと   ││情│    │変更について       │委員会          │     │          ││ │    │             │委員長 成 松 正 勝  │     │          ││願│    │             │       外十二名  │     │          │└─┴────┴─────────────┴─────────────┴─────┴──────────┘〔参照〕     陳情審査結果報告書 本委員会に付託の陳情を審査の結果、次のとおり決定しましたから会議規則第百三十九条の規定により報告します。 昭和五十一年三月二十三日            産業建設委員長 奥 田 一 応鳴門市議会議長 岩 朝 清 義 殿┌─┬────┬─────────────┬─────────────┬─────┬──────────┐│区│受理番号│件名要旨         │提出者          │審査結果 │意見        ││分│    │             │住所氏名         │     │          │├─┼────┼─────────────┼─────────────┼─────┼──────────┤│陳│1   │ビャクシン通称ヒバ)の廃│堀江梨組合        │採択   │願意に副うこと   ││情│    │除について        │組合長 市 僑   潔  │     │          ││ │    │             │      外八十七名  │     │          │├─┼────┼─────────────┼─────────────┼─────┼──────────┤│陳│2   │高架橋反対陳情書     │鳴門市撫養町弁財天    │不採択  │願意に副いがたい  ││情│    │             │    井 上 孝 雄  │     │          ││ │    │             │       外十九名  │     │          │├─┼────┼─────────────┼─────────────┼─────┼──────────┤│請│4   │商工会関係事業に対する補助│徳島県商工会連合会    │不採択  │願意に副いがたい  ││願│    │金の増額方について    │会長 田 中 庫太郎   │     │          │└─┴────┴─────────────┴─────────────┴─────┴──────────┘〔参照〕     請願審査結果報告書 本委員会に付託の請願を審査の結果、次のとおり決定しましたから会議規則第百三十九条の規定により報告します。 昭和五十一年三月二十三日            企業委員長 札 場   清鳴門市議会議長 岩 朝 清 義 殿┌─┬────┬─────────────┬─────────────┬─────┬──────────┐│区│受理番号│件名要旨         │提出者          │審査結果 │意見        ││分│    │             │住所氏名         │     │          │├─┼────┼─────────────┼─────────────┼─────┼──────────┤│請│5の2 │市民税・国保税・水道料金・│鳴門市撫養町南浜字浜田九 │不採択  │願意に副いがたい  ││願│    │幼稚園保育科・農機具使用料│全日本自由労働組合    │     │          ││ │    │・し尿くみ取料・印鑑証明等│鳴門分会 室   一 雄 │     │          ││ │    │の手数料の大幅値上げ反対に│       外四九八名 │     │          ││ │    │ついて(水道料金のみ)  │             │     │          │└─┴────┴─────────────┴─────────────┴─────┴──────────┘ ○議長(岩朝清義君) 小休いたします。     午後 二時三十二分 休憩     午後 二時四十四分 開議 ○議長(岩朝清義君) 再開いたします。    ────────────────────────────────── △日程第二 諮問第一号 人権擁護委員の推薦について ○議長(岩朝清義君) 日程第二 諮問第一号人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。 提案理由の説明を願います。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) 諮問第一号につきまして提案理由の説明を申しあげます。先に人権擁護委員をお願いいたしておりました長島信定さんと後藤丑蔵さんが任期満了いたしました。長尾さんは健康上の都合でご辞退されましたので、その後任として後藤丑蔵さんは再選をし、そして長尾さんの後任に井潟清正さんを推薦申し上げたいと思っておるのでございます。お二人とも人格識見申し分ない方でございまして、今さら私が説明するまでもないと思います。どうぞ満場のご賛同いただきますようお願い申しあげます。以上でございます。 ○議長(岩朝清義君) おはかりいたします。 本案は主旨簡明なる議案でありますので、正規の手続きを省略し、ただちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 こ異議なしと認めます。 よって正規の手続きを省略し、直ちに採決することに決しました。 これより諮問第一号人権擁護委員の推薦についてを採決いたします。 本案は原案に同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 ご異議なし認めます。よって本案は原案に同意されました。    ────────────────────────────────── △日程第三 同意第一号 固定資産評価審査委員会委員の選任について ○議長(岩朝清義君) 日程第三 同意第一号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) 同意第一号につきまして、提案理由の説明を申しあげます。先にお願いいたしております固定資産評価委員の天羽本吾さん、林 隆一さん、赤松三郎兵衛さん、堺 巐さん、井川栄五郎さん、この五名の方の任期が満了いたしましたので、その後任につきまして、いろいろ考えましたんですが、この五名とも立派な人でございます。すでに経験も十分でありますし、人格識見共に申し分ない方でございますので、五人とも再選をお願いいたしたいと考えておるのでございます。満場のご賛同をお願い申しあげます。以上でございます。 ○議長(岩朝清義君) おはかりいたします。 本案は主旨簡明なる議案でありますので、正規の手続きを省略し、ただちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 ご異議なしと認めます。 よって正規の手続きを省略し、直ちに採決することに決しました。 これより同意第一号固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決いたします。 本案は原案に同意することにご異義ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 よって本案は原案に同意されました。    ────────────────────────────────── △日程第四 意第一号 国民健康保険事業財政健全化についての意見書 ○議長(岩朝清義君) 日程第四 意第一号 国民健康保険事業財政健全化についての意見書案を議題とします。意見書案を朗読させます。     〔局長朗読〕 提案理由の説明を求めます。     〔二番 広瀬静男君登壇〕 ◆二番(広瀬静男君) 議長のお許しをいただきましたので、意第一号につきまして、提出者として説明をさせていただきます。 国民健康保険事業財政健全化についての意見書の提案理由のご説明を申し上げます。 本市においては、市民税に始まり国保税はむろん、保育料、各種手数料、使用料等の料金の引き上げが、行われたわけでありますが、ここに提案いたしました国民健康保険事業につきましても慢性的な赤字財政であり、ここに意見書を提出して財政健全化に寄与したいのであります。 国民健康保険事業につきましては現在の医療制度に起因するところもあり、また公費負担における国庫負担金の補助率が少ないように見受けられますので、別紙のとおり意見書を提出するものであります。よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(岩朝清義君) これより質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「質疑なし」と呼ぶものあり〕 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 おはかりいたします。 本案については、会議規則第三十七条第二項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 ご異議なしと認めます。 よって本案については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。ただ今のところ討論の通告はありません。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶものあり〕 これをもって討論を終結いたします。 これより意第一号国民健康保険事業財政健全化についての意見書を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 この際、おはかりいたします。ただ今議決されました意第一号国民健康保険事業財政健全化についての意見書について、字句の整理、提出先については議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 ご異議なしと認めます。 よって字句の整理、提出先は、議長に委任することに決定しました。    ────────────────────────────────── △日程第五 決第一号 昭和五十一年度国家予算早期成立ロッキード事件の究明に関す決議について ○議長(岩朝清義君) 日程第五、決第一号昭和五十一年度国家予算早期成立ロッキード事件の究明に関する決議についてを議題とします。案を朗読させます。     〔局長朗読〕 提案理由の説明を求めます。     〔二十六番 福本 節君登壇〕 ◆二十六番(福本節君) ただ今議題となりました昭和五十一年度国家予算早期成立ロッキード事件の究明に関する決議について提案理由の説明を申し上げます。 現在国会におきましては、昭和五十一年度国家予算が審議されておりますが、ご承知のようにロッキード事件の余波で暫定予算のやむなきに至っております。このことは地方公共団体の行政執行に与える影響は誠に大きく、また不況の脱出に苦慮している市民生活に与える影響ははかり知れないものがあります。また、この原因となったロッキード事件は、国民すべてが関心を持ち、また憤りをおぼえている事件でありますので、政府・国会はこの事件の究明に全力を上げられ、五十一年度国家予算早期成立を強く要望して、この決議案を提出するものであります。 決議でありますので、提出先としましては、衆参両院議長、内閣総理大臣外関係省庁とするものであります。よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(岩朝清義君) これより質疑に入ります。ただ今のところ質疑の通告はありません。 質疑ありませんか。     〔「質疑なし」と呼ぶものあり〕 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 おはかりいたします。 本案については、会議規則第三十七条第二項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 こ異議なしと認めます。 よって本案については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。ただ今のところ討論の通告はありません。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶものあり〕 これをもって討論を終結いたします。 これより決第一号昭和五十一年度国家予算早期成立ロッキード事件の究明に関する決議についてを採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 この際、おはかりいたします。ただ今議決されました決第一号について、字句の整理、提出先については議長に委任されたいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 こ異議なしと認めます。 よって字句の整理、提出先は、議長に委任することに決定しました。    ────────────────────────────────── △日程第六 常任委員会閉会中の継続調査につぃて ○議長(岩朝清義君) 常任委員会閉会中の継続調査について議題とします。 おはかりいたします。 本案については、各常任委員長より閉会中の継続調査の申し出があります。 本件については各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 こ異議なしと認めます。 よって本件については閉会中の継続調査に付することに決定しました。 以上をもって今期定例会に付議された事件はすべて議了しました。 市長よりご挨拶がございます。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) 去る三月五日から今日まで、昭和五十一年度鳴門市一般会計予算を始め、多数の議案につきまして、連日熱心にご審議いただきまして、本日全議案可決いただきました。誠にありがとうございました。ご承知のように、鳴門市の財政も非常に窮屈になりましたけれども、鳴門市の発展をい縮さしたり、あるいは市民の幸せを犠牲にするようなことは、私達は決してやってはいけないと常々考えておるのでございます。予算が窮屈な予算でございますが、連日、皆様方のご意見のあるところ、十分心にとどめまして有効適切な予算執行をいたしたいと考えているのでございます。 鳴門市にとりましても、いろいろ重要な問題をたくさんかかえております。今年は五十一年度は特に学校の増改築全部、これを視聴覚教室なんかは全部済ませたいというふうに考えまして、教育費に多額な経費を投入しているような状態でございます。 皆様のご意見のあるところ、十分心にとどめまして有効適切な予算執行をいたしたいと考えておりますので、どうぞこの上ともよろしくご支援ご協力いただきますようお願い申しあげます。長い間、いろいろご審議いただきましたこと、重ねて厚くお礼申し上げまして簡単粗辞でございますけれども、一言お礼申しあげます。 いろいろありがとうございました。 ○議長(岩朝清義君) ご挨拶を申しあげます。去る五日から本日にいたるまで十九日間、本会議に、全員協議会に、委員会にと、いうように非常にご多忙の中を慎重審議をしていただきまして、上程されました五十四議案並びに請願・陳情五件、この多数議案につきまして非常に慎重にご審議を賜りまして、誠にありがたく厚くお礼申しあげる次第でございます。今議会の特徴といたしましては本当に市民に直接関係のある議案が多かったわけでございまして、その理由が、非常に各議員におかれましては、本当に真剣に慎重審議を賜りまして、そして本日のすべての一部を除いて、まあ一部を除いてと言うていいほど、請願・陳情でございますけれども。議案はすべて可決をされたわけでございますけれども、私は特に市長、理事者に申しあげたいことは、こういう重要な議案であるがゆえに、また市民に本当に直結したところの条例の改正であったために、委員会においても採決議案が非常に多かったということでございます。こういう点について十分理事者におかれましては、年頭におかれまして、そしてこの間に出されましたところの質問を通じまた要望を通じ、また議案の採決等を十分かみしめていただきまして、ただ今市長のご挨拶にありましたごとく、慎重なこの予算執行にあたりたいと、こういうお言葉をわれわれ信じまして、そしてこの今議会のいろいろな問題について十分エリを正して今後の市政に取り組んでいただきたいということを特に私は市長、理事者に申し込みをするわけでございます。 本当に議員各位におかれましては、長い期間、非常にありがとうございました。厚くお礼申し上げます。非常に簡単でございますがお礼を申しあげます。 これをもって昭和五十一年度第一回定例会を閉会いたします。     午後 三時 五分 閉会    ────────────────────────────────── 地方自治法第百二十三条第二項の規定による署名者  鳴門市議会議長  鳴門市議会副議長  会議録署名者議員  会議録署名者議員...